宇宙業界ビジネスのアイデアまとめ

将来100兆円の市場規模になると言われている宇宙業界。その宇宙に関するビジネスのアイデアをまとめてみました。(個人的なアイデア及び実現しつつある事業を含む)

衛星インターネット接続

既に実現しつつあるのが衛星インターネットサービス。小型衛星を大量に打ち上げて地球上のどこからでもインターネットを利用できる。まだ利用料金が割高なのが難点。サービスが普及し低価格化が進むと通信業界のゲームチェンジャーとなる可能性大です。

※参考:衛星インターネット接続サービス会社3社「Starlink・oneweb・Project Kuiper」まとめ

データセンター(サーバー・クラウド)

衛星インターネット接続に続き、データセンターも宇宙に設置する時代が来るのではないかと予想。宇宙空間上にサーバーがあり衛星を通じて地上のどこからでもクラウドにアクセスすることができる。難点は故障や保守点検作業をどうするか、あと消費電力は課題として残るかなと。

宇宙空間の飛行による高速移動

超音速旅客機、極超音速旅客気の先にある一時的に宇宙空間を飛行して高速移動するサービス。

スペースX、ロケットで旅客輸送 主要都市間30分で-日本経済新聞

スペースX社のロケットBFRを応用した旅客輸送であれば、

  • ニューヨーク(米国)~上海(中国)間を39分
  • ロサンゼルス~ニューヨーク間を25分
  • 東京~アジア各国を30分

で移動できるとのこと。人を運ぶだけでなく物を運ぶ(物流)にも使われるはず。

農業・栽培工場

広大な宇宙空間で野菜・作物を栽培するビジネス。宇宙で人が生活するために必要な食料を現地で調達する。

宇宙葬

ロケットに載せて故人を宇宙空間に散骨するビジネス。既に実用化されていてSoraeでは28万5000円で宇宙葬できるとのこと。

宇宙旅行・宇宙ホテル

最も宇宙が身近になりそうなのが旅行観光。

「月旅行」「火星旅行」「無重力体験」「宇宙ホテル」など旅サービス全般。

オフィス、住宅など不動産事業

宇宙旅行の次に来そうなのが「宇宙で暮らす」住宅と仕事場。テレワークの延長線上に宇宙のオフィスで仕事をする時代が来るかもしれない。

宇宙の住宅(マンション)、オフィスを賃貸&売買する不動産投資も。

宇宙エレベーター

地上と宇宙の間の人やモノを運ぶエレベーター。宇宙ステーション、宇宙オフィス、宇宙ホテルに気軽に行けるようになる。

療養・介護・老人ホーム

宇宙空間上に療養施設や介護施設を設置して無重力状態でケアするサービス。
重力による負荷がないので歩行が困難な高齢者や介護士の負担を軽減できる可能性あり。

また骨折や脊椎損傷など一時療養or治療する施設としても考えられる。

廃棄物処理

地球環境や人類にとって有害な廃棄物を宇宙空間に放出または保管するビジネス。例えば安全な放射線レベルになるまで数万年~10万年必要な核のゴミの処理など。課題はロケットで廃棄物を宇宙に運ぶ技術(安全性)。