台湾(台湾人)で日本の不動産投資&購入するのが人気らしい

前回 「香港(香港人)では日本の不動産を買うのが人気らしい」の続き、今回は台湾の人々の日本の不動産人気について。

円安の影響により香港で日本のマンションが人気…ということは台湾でも日本の不動産を購入する流れが起きているのかと調べてみました。

台湾で日本の不動産の検索ボリュームから予想

Googleトレンドを使うとある国(地域)でどのくらいキーワード検索されているのか、その推移がわかります。

そこで台湾(台湾人)で「日本の家を買う」にあたる中国語「日本 買房」の検索量の変化を調べてみました。

直近1年間の検索ボリューム推移です。円安が一気に進行した5月頃から「日本 買房」の検索ボリュームが増加しているのがわかります。

続いて台北との比較。地元台湾の台北市と日本の地名で比べてみました。赤線が「台北 買房」=台北で家を買う。青線が「日本 買房」=日本で家を買う。
一時的にですが日本の不動産への注目度が台北を逆転しています。それだけ円安の影響が大きいのかなと。

SNSでも

台湾や香港の知人(ビジネスマン、弁護士)は日本で家を買うために来日したとのこと。


日本で永住権を取得するため、日本で家を買うのは台湾よりはるかに安い~との意見。

台北で犬小屋のような家を購入するのに1100万元。札幌で別荘を買うのにたったの1100万円。だそう。

Youtubeでも

「日本で家買ったよ」的な動画が数多公開されていて、しかもPVが数万単位と多い。


北海道札幌で1100万円で購入した家を公開。視聴数:304万PV。

千葉で購入した自宅を公開。45万PV。

東京で400万円で購入した家を公開。10万PV。

その他、日本で家を買う際の注意事項的な動画も含め多くの方が情報発信していました。

要するに、円安に加え日本の不動産が人気の理由は以下の点にありそう。
  • 不動産価格が安定している
  • 台湾(香港やシンガポール含む)に比べて割安
  • 投資効率が良い
  • 税制が台湾より良い
  • 新興国より政治経済が安定している
  • 生活環境が良い
  • 自由度の高い住宅政策(外資規制などない)
やはり投資するには「社会の安定」と「自由度」は重要なんだなと。