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2月, 2023の投稿を表示しています

オーストラリアで人気の日本食・和食を分析

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 オーストラリアではどんな日本食を好み食べてみたいのか? オーストラリア人の日本食に対する興味関心度を、Googleトレンドの検索ボリュームから分析してみました。 オーストラリアの日本食検索ボリューム(過去1年間) まず定番のメニューから、 青線 :sushi 赤線 :ramen オレンジ線 :tempura 緑線 :yakitori 紫線 :udon 過去1年間におけるオーストラリア国内で検索されたキーワード(ボリューム)です。グラフを見るとsushi(寿司)が圧倒的に1位。2位はramen(ラーメン)でsushiの三分の一ほどの検索量でした。3位はudon(うどん)、4位tempura(てんぷら)、5位yakitori(やきとり)の順。 3位以下のうどん、てんぷら、やきとりはあまり人気がないようです。 オーストラリアの日本食検索ボリューム(長期) さらに長期(2004年~現在)で見たグラフがこちら。寿司とラーメンは右肩上がりで関心度高まっているのがわかります。寿司は2006~2008年頃からジワジワと上昇、ラーメンは2013~2015年頃から検索数増え始めました。 マイナーな日本食NO1 さらに三番手だったudon(うどん)青線の検索ボリュームを基準に、マイナーな日本食も調べてみました。 青線 :udon(基準線) 赤線 :soba オレンジ線 :shabu shabu 緑線 :okonomiyaki 紫線 :unagi udon(うどん)とsoba(そば)はほぼ同じ検索量、それより下にshabu shabu(しゃぶしゃぶ)、okonomiyaki(お好み焼き)、unagi(うなぎ)がランクされています。 マイナーな日本食NO2 マイナーな日本食2回目、同じくudon(青線)をベースにした検索ボリューム。赤線(鉄板焼き)、オレンジ線(おにぎり)、緑線(焼きそば)、紫線(とんかつ)で比較。 青線 :udon(基準線) 赤線 :teppanyaki オレンジ線 :onigiri 緑線 :yakisoba 紫線 :tonkatsu udon(うどん)より赤線のteppanyaki(鉄板焼き)の方が人気度高めでした。 マイナーな日本食NO3 最後にoyakodon(親子丼)、fugu(ふぐ)、gyoza(餃子)、miso soup(味噌汁)で比較。 青線 :udon(基

オーストラリアの寿司職人求人とその給料(年収)事情を調べる

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 寿司職人として海外で働きたい方へ、オーストラリアのスシ職人の募集状況(2月25日現在)とその平均給料の水準を調べてみました。尚、就労ビザに関しては「ビザ取得支援(スポンサー)」や「ビザ取得者を優遇or必須」など雇用主によって方針が違うようでした。 ※為替レートは1オーストラリアドル=約92円で計算 Hachiojiで寿司職人、キッチンハンド募集 店名:HACHIOJI 場所:ニューサウスウェールズ州シドニーウィロビー 待遇:シェフ、フルタイム 給料:年間7万~7万5000豪ドル(644万~690万円) 「HACHIOJI」はシドニーウィロビーにある日本食レストラン。8席のスペースがあり。 握りずしのスキルが1年以上の経験者を募集している。 ※お店のPR動画。 寿司チェーン店「Sushi Hub」で職人の募集 店名:Sushi Hub 場所:イーストウッド、シドニー(153 Rowe St、Eastwood NSW 2122) 待遇:シェフ、パートタイム 給料:時給23~26豪ドル(2117円~2393円) Sushi Hubはオーストラリアに120店舗構えるチェーン店。すし職人としての経験は必要なし(経験がある場合は高く評価する) 寿司の副料理長の募集 店名:不明(バー内のレストラン) 場所:ボンダイビーチ、シドニー 待遇:フルタイム 給料:年収70000豪ドル~89999豪ドル(644万円~828万円) ボンダイビーチ(シドニーの人気ビーチ)にある寿司バーでの仕事。寿司、刺身、和食の経験が3年以上ある方。試用期間の後にビザ取得のスポンサーオプション。 Mr.Miyagi寿司シェフの募集 店名:Mr.Miyagi 場所:ビクトリア州、ウィンザー、メルボルン 待遇:フルタイム(週38時間労働) 給料:時給27豪ドル(2485円)+チップ、週末手当 主な仕事内容とスキル:様々な魚の鱗取り、内臓除去、切り身の高度な経験。巻き寿司、刺身の経験。コミュニケーション能力など。 Mr Wuhu寿司の料理人募集 店名:Mr Wuhu Sushi 場所:南オーストラリア州アデレード 待遇:週35時間勤務 給料:時給27.91豪ドル(2569円) アデレードにあるスシバー。経験豊富な寿司職人を募集。寿司の製造とサービスに携わった経験が求められる。 メルボルン空港内での寿司職人の求人

FXトレーダーのスキャルピングの勝率&リスクリワードは50%強らしい

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 FXプライムbyGMOの会社の中の方が、スキャルピングで利益を出しているトレーダーの勝率及びリスクリワード(損失と利益のバランス)について言及していたので紹介。 トレアイYoutubeチャンネル「JinsBar」内の会話の中でのこと、 FXプライムbyGMOシニアお客様コンサルタントの小杉さんによると、 「スキャルピングで勝っている人と負けている人」をデータ分析すると特徴があり、 スキャルピングで勝っている人の特徴 勝率は50%台強 リスクリワード比率は1+αを少し超える位 だそう。 数字的には勝率51%~59%。損失に対する利益のバランスは「負け1に対し勝ち1.1~1.9」の範囲に分布。 スキャルの上手い人達は何百回、何千回とトレードを繰り返す中、勝率50%を超える部分で小さな利益(薄利)を積み重ねるとのこと。 逆に言うと負けている投資家の特徴は、 勝率は50%未満 リスクリワードは1未満(損大利小) の取引をしているということです。また仮に勝率5割を超えていてもコツコツドカンタイプの人は負け組に入るのでしょう。 ※関連: FXのスキャルピングで勝つのが難しい理由

日本人より欧米人の方がビジネスや投資の才能がある理由

欧米人が投資で成功やビジネスで儲けるのが上手く、日本人にその能力が備わっていないのは、 「 リスクを覚悟で挑戦するかしないか 」の国民性の違いだと思われます。 失敗を恐れずリスクを取る欧米人 日本人より欧米人の方が投資の才能あるのはここだと思う。リスク覚悟で挑戦する。新しいコロナワクチン接種(mRNA)の時もそうだった。リスク取り過ぎて破綻する事もあるけど。 https://t.co/BBDU6iQDw5 — Tetsuro (@Tetsuro2021) February 20, 2023 米国のバイデン大統領がウクライナの首都キーウを電撃訪問しました。安全上のリスクを冒しても直接会いに行くこの決断力です。一番最初にキーウを訪れゼレンスキー大統領と会談したのも英国ジョンソン首相だったはず。 新型コロナの時も同様、どんな副反応があるかわからないmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンを先陣切って打ち始めたのはイスラエルやイギリスでした。 なぜ欧米人は失敗を恐れずリスクを取れるのかその理由は… 伝統的(DNA)な狩猟民族 失敗に動じず再チャレンジできる環境 自ら獲物を狩りに行ってチャンスを逃すまいという精神、このあたりかなと。 ※時にリスク取りすぎてデフォルト(破綻)することもある。 リスクを恐れ挑戦しない日本人  一方、日本の岸田総理はどのタイミングでキーウ訪問しようか去年から検討中…だそう。 mRNAワクチンも欧米の接種状況を見てから(安全そうだとわかってから)、日本人は打ち始めました。 日本人は、 農耕民族のDNA 協調性を重んじる文化 和を乱す者、出る杭を打つ精神 が過剰に失敗を恐れる原因なのかなと。※製品・サービスの安全性と完璧さを求める強みはある ビジネス、投資の世界では 「 リスクを取らなければリターン(成功)を得られない 」わけです。 欧米人のリスクを取って株式投資で資産運用する価値観。日本人の「起業はリスクだ」「株式投資はギャンブルだ」、「銀行預金が安全だ」とする価値観。 結局はこの国民性の違いなのだと思われます。

日系&外資系CFD会社とカバー取引先(取次)まとめ

 日本でサービス提供している日系及び外資系CFD(差金決済取引)取引会社。 主にどこの国のシステム(会社)を利用・取次しているのか?またカバー取引先はどこか?を一覧にまとめてみました。 株価指数や商品をトレードするCFD業者選びの参考になると思います。 個人的には、 親会社へカバー取引する外資系業者のスプレッドが狭い(中間マージン発生しないので) 複数カバー先ある業者だとレート配信・約定が安定する という考えです。 【外資系CFD会社】 サクソバンク 日本法人サクソバンクのカバー先は親会社であるSaxo Bank(Saxo Bank A/S)へ取次。 ・親会社所在地:デンマーク王国コペンハーゲン  ・監督官庁:デンマーク金融庁 IG証券 日本のIG証券のカバー先は親会社であるIGマーケッツ リミテッド(IG Markets Limited)。 英国のデリバティブ取引業者です。 IG証券では「注文を受注すると同時に自動的に英国のIG Markets Limitedに対してカバー取引」するとのこと。 OANDA証券 日本のオアンダ証券のカバー先は主に3通り。 OANDA Corporation (オアンダ コーポレーション) OANDA (Canada) Corporation ULC (オアンダ カナダ) OANDA Australia Pty Ltd (オアンダ オーストラリア) それぞれ米国、カナダ、オーストラリアの親会社および関連会社へ注文をカバーしています。 【日系CFD会社】 GMOクリック証券 GMOクリック証券の商品CFD&株価指数CFDのカバー先は、 インタラクティブブローカーズ・グループ(Interactive Brokers Group. Inc) フィリップフューチャーズ(Phillip Futures PteLtd) の2社へ取り次いでいます。インタラクティブブローカーズは米国の証券会社、フィリップフューチャーズはシンガポールに本社がある先物取引仲介業者。 DMM.com証券 DMM.com証券のCFD取引のカバー先は2社 FINALTO FINANCIAL SERVICES LIMITED Forex Capital Markets Limited いづれも英国を拠点とする会社です。 楽天証券 楽天証券の場合、楽天MT4CFDと楽天CFDの2

タイパ時代の家事代行ビジネス【需要と起業リスク】

タイムパフォーマンスが意識される時代に家事代行サービスの将来性(市場拡大)はあるのか?考えられるビジネス上のリスクとニーズを分析してみました。 ビジネス・起業 まずは家事代行サービス業界のビジネス環境、起業について考察。 参入障壁は低い 起業に高額な設備投資する必要なく、少人数のサービススタッフ確保すればできます。(1人で会社設立も可能) サービス提供ノウハウ、スタッフ教育もマニュアル化すれば問題なし。 一方、比較的参入障壁の低いビジネスモデルはライバルも多く、「競合他社」と激しい顧客獲得競争に晒されることを意味します。 先行者の利益 最初にサービス(地域密着)を開始した先行者に強みがある。一度、利用して信用を得られれば継続して同じ業者を使うはずです。 定期利用者の獲得が経営のカギ 単発の利用者よりも、サブスク契約のような定期利用者の獲得が重要。定期ユーザーは売上&利益を安定させてくれます。 需要と強み 続いて顧客ニーズや市場環境、ビジネスの強みについて考察。 家事代行のサービス分野を広げられる お掃除代行(キッチン、風呂、トイレ含む) 料理、買い物代行 洗濯代行 整理収納(片付け)代行 ベビーシッター、ペットシッター 送迎代行 玄関掃除、庭の草取り その他エアコンクリーニング、電球交換、ごみ捨て、家具設置など 掃除や料理、洗濯といった家事代行業務だけでなく、便利屋に近いサービスまでビジネスの分野を広げることができる。 タイパ時代のニーズ 「時間を効率的に使う」タイムパフォーマンス意識が若い世代を中心に広がり、「掃除代行」「料理&買い物代行」の利用者が増えると予想。 高齢化による市場拡大 高齢者人口の増加とともに、メインターゲットは子育て家族世帯から高齢者世帯への家事代行サービスへ移ると予想。 リスク そしてビジネス上で起こりうるリスク、障害について。 少子化による市場規模縮小(マーケットに限界) 少子化、人口減少による利用者の減少。マーケット拡大には何れ限界が来るでしょう。 日本人の生活習慣、文化の違い 日本人独特の生活習慣の壁。 自宅に見ず知らずの他人を招き入れることへの抵抗感 家事代行(家政婦、お手伝いさん)を依頼する習慣がない 欧米やシンガポールのようなメイド、ヘルパーを雇う文化が日本にはあまりない。 人手不足 海外から外国人労働者を受け入れない限り、働き手

【インバウンド】日本の冬(雪やスキー)の外国人観光客の需要は4パターン

 外国人が日本の「雪」や「スキー、スノーボード」を検索しているキーワード分析から見えてきたこと。それは雪やスキーの訪日インバウンド需要は4パターンある。 上質なパウダースノーを求めるオセアニア、欧米人 スキー体験を楽しみたいアジア人 雪をはじめて見るアジア人 潜在的な需要のあるアジア人 どの顧客層をターゲットするべきか、マーケティング分析して誘致すると効果的だと思います。 1.上質なパウダースノーを求めたオセアニア、欧米人 まずは日本のパウダースノーを求めるオセアニア、欧米からの観光客です。 特徴 所得の高い国(先進国) スキー、スノーボード経験豊富な中級者~上級者(プロ) オセアニア、欧米の外国人 Japow(ジャパウ)と言われる世界一のドライパウダースノーが目当て 有名なエリアだけでなく、パウダースノー求めてマイナーなスキー場も訪れる 温泉、食事、日本のホスピタリティーも魅力 具体的にはオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、ノルウェー、フィンランド、スイス、オーストリア、デンマークなど。彼らはスキー経験豊富でプロスキーヤー、プロスノーボーダーも含まれます。 自国にスノーリゾートがあるにもかかわらず、何故わざわざ極東の日本まで来るかというとJapowと言われる極上のパウダースノーが目的。 ※ 【Japow(ジャパウ)】日本のパウダースノー(粉雪)が海外で人気らしい 2.スキー体験を楽しみたいアジア人 次にスキーを体験したい比較的裕福な国のアジア人層です。 特徴 所得の高い国(先進国) 東アジア、東南アジア中心 雪は初めてor何度か訪日して雪を見たことある スキーは初心者~中級者 具体的には雪の降らない温暖地域のシンガポール、香港、台湾。また東南アジアの富裕層あたり。彼らはスキーを経験してみたい、また年に1度日本へスキー旅行へ来る外国人です。 ※ 【人気の国を分析】「日本でスキー体験」したい外国人観光客の需要。 ※ 「北海道のニセコ」が人気の海外の国(外国人観光客)を分析 3.雪をはじめて見るアジア人 3番目は「雪を見たことない」「雪を見てみたい」需要があるアジア人層。 特徴 発展途上国(中所得層) 雪の降らない東南アジア 雪を見たことがない 雪の降らない東南アジアの発展途上国で具体的にはフィリピン、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムな

「北海道のニセコ」が人気の海外の国(外国人観光客)を分析

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 北海道のニセコが世界的なスノーリゾート化しているということで、どこの国から訪れているのか、人気の国を調べてみました。 ※関連: 【Japow(ジャパウ)】日本のパウダースノー(粉雪)が海外で人気らしい 外国人にニセコが人気の理由は「Japow」が関係していると思われます。 「ニセコ」のウェブ検索ボリューム まずどこの国からどの言語でキーワード検索されているのか、google検索ボリュームを日本語の「ニセコ」と各国言語で比較してみます。※直近12か月間のグラフ 青色 :ニセコ(日本語) 赤色 :niseko(英語) 黄色 :二世谷(中国語) 緑色 :니세코(韓国語) 紫色 :นิเซโกะ(タイ語) コロナ規制緩和された後、ウインターシーズンが始まる11月後半頃から急激に英語「niseko」での検索量が上昇。日本語で「ニセコ」と検索するよりも、英語で「niseko」と検索する割合が逆転していました。もはや冬季に限ると日本人よりも外国人に人気のエリアなのかもしれません。 コロナ前を含めた過去5年間で分析 過去5年間(2018年~)で青線の日本語「ニセコ」と赤線の英語「niseko」を比較したグラフがこちら。 このグラフから推測できるのは、 入国制限されていたコロナ期間中、英語での検索は低迷 英語「niseko」の検索量は冬シーズン(12月~2月)に集中 ※コロナ前 日本語「ニセコ」は年間を通して検索されている です。 おそらく日本人は、冬だけでなく春&夏&秋とすべての季節で安定した観光需要があると予想。 一方の外国人観光客はスキー、スノーボード目的が圧倒的に多いとわかります。 ※ニセコ観光は夏場の外国人旅行者誘致が課題なのかなと。例えば「アウトドア、キャンプ、サイクリング」等で市場開拓できそうな気もする。 英語の「niseko」で検索している外国の国 次に「niseko」を検索している国はどこか、ニセコに興味のある国を調べてみました。 シンガポール100 香港78 グァム56 オーストラリア30 日本15 台湾13 ニュージーランド13 マレーシア9 タイ9 カンボジア8 フィリピン6 ノルウェー4 スウェーデン4 スイス4 韓国4 1位シンガポール、2位香港、3位グァム、4位オーストラリアと続きました。ランキン下位ですが北欧、ヨーロッパからも検索されています。 Yo

【人気の国を分析】「日本でスキー体験」したい外国人観光客の需要。

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 前回の「 日本の「雪」や「雪あそび体験」したい外国人観光客の需要。 」に続いて、今度は「日本でスキー」を体験したいインバウンド需要を分析してみます。 「日本 スキー」を検索している国 googleトレンドを使い、各国言語「 日本 スキー 」とキーワード検索している海外の国を調べてみました。 青色 =japan ski(英語) 赤色 =日本滑雪(中国語・漢字) 黄色 =일본 스키(韓国語) 緑色 =สกีญี่ปุ่น(タイ語) 紫色 =Ski Jepang(インドネシア語) 検索ボリュームで見ると英語圏が最も多く、続いて中国語圏という結果に。韓国語、タイ語、インドネシア語ではそれほど興味持たれていないようです。 英語「Japan ski」で検索している国 英語でJapan skiで検索している海外の国はどこがというと、 1位オーストラリア100 2位シンガポール95 3位ニュージーランド67 4位香港29 5位カナダ12 6位ノルウェー12 7位デンマーク12 8位マレーシア11 9位イギリス9 10位日本8 11位タイ8 12位スイス8 13位アメリカ6 14位フィリピン6 15位韓国6 オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、香港の順番でした。興味深いのはカナダ、ノルウェー、デンマークといった雪国(スノーリゾート)からも検索されていること。どうも「 Japowが海外で人気らしい 」と関係ありそうです。 中国語「日本滑雪」で検索している国 1位香港100 2位台湾69 中国語で「日本滑雪(日本 スキー)」と検索しているのは香港、台湾の順でした。 中華圏では台湾より香港の人の方が雪に対する好奇心が強いようです。 「雪を見たい」と「スキーをしたい」需要の違い 「 日本の「雪」や「雪あそび体験」したい外国人観光客の需要。 」と比較すると、所得の高い国(先進国)から「日本のスキー」需要が多い印象。 一方、東南アジアの発展途上国は「はじめて雪を見たい、とりあえず雪を体験したい」という人々が大多数なのではないかと。 ※関連: 「北海道のニセコ」が人気の海外の国(外国人観光客)を分析 ※関連: 【インバウンド】日本の冬(雪やスキー)の外国人観光客の需要は4パターン

【人気の国を分析】日本の「雪」や「雪あそび体験」したい外国人観光客の需要。

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 日本で「雪を体験したい」「雪遊びをしたい」という外国人観光客のニーズ。どこの国からの人気度が高いのか分析してみました。 「日本の雪」を検索している国 世界の検索ボリュームを調べられるgoogleトレンドを使い、各国言語「 日本 雪 」でキーワード検索している国を表示してみました。 青色 =japan snow(英語) 赤色 =日本 雪(中国語・漢字) 黄色 =일본 눈(韓国語) 緑色 =หิมะญี่ปุ่น(タイ語) 紫色 =salju jepang(インドネシア語) ※漢字「日本 雪」は日本語と中国語が一緒なので日本人の検索数も含みます 年間通してだとやはり冬シーズンが始まる11月頃から興味を持つ外国人が多いようです。 検索ボリューム量は1位英語、2位中国語(漢字)、3位インドネシア語、4位韓国語、5位タイ語でした。 英語「Japan snow」で検索している外国 次に英語でjapan snowと検索しているのはどこの国かを分析。 1位シンガポール:100 2位オーストラリア:56 3位フィリピン:30 4位香港:26 5位ニュージーランド:25 6位マレーシア:21 7位中国:13 8位ミャンマー:13 9位日本:12 10位カンボジア:11 11位カナダ:10 12位タイ:8 13位カタール:8 14位アメリカ:8 15位スリランカ:7 シンガポールが最も多く、オーストラリア、フィリピン、香港と続いていました。英語圏の東南アジア、オセアニア地域が上位を占めています。 漢字「日本 雪」で検索している外国 次に漢字(主に中華圏・中国語)で探している人々はどこの国かというと。 1位香港:100 2位台湾:92 3位マカオ:44 4位日本:44 5位中国:41 6位マレーシア:7 7位シンガポール:6 香港が1位、続いて台湾、マカオの順番でした。 結果 まず特に「日本の雪」への興味、好奇心が強い国は、 東南アジア:シンガポール、フィリピン、マレーシア 中華圏:香港、台湾 オセアニア:オーストラリア あたりだと予想。 まだ検索割合が少なく、成長の余地がありそうな国は、 タイ インドネシア インド あたりで「雪」を観光資源としてインバウンド需要を開拓できそう。 続いて「 日本でスキー体験したい外国人観光客の需要。 」も分析してみました。 ※関連: 【Japow(ジャパ

【Japow(ジャパウ)】日本のパウダースノー(粉雪)が海外で人気らしい

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 最近、Japan(日本)とPowder Snow(パウダースノー)を掛けた言葉、「Japow(ジャパウ)」が海外で人気という話題をよく耳にするので調べてみました。 Japowとは Japowの意味は北海道、本州のスノーリゾートで見られるドライパウダースノー。日本は地球上で最も乾燥したパウダースノーを楽しめる国。カナダやアメリカに比べ日本は500以上のスキー場があるのも魅力。 HP(英語): https://powderquest.com/hakuba-vs-hokkaido 海外のプロも日本のJapowを愛する Japowとは険しい日本アルプスから北海道まで日本の山々に降る完全に乾燥した深いパウダースノーを表す造語。スキー・スノーボードのプロ達もジャパウを愛する。また日本の食事、温泉、文化、ホスピタリティも魅力。 HP(英語): https://powderquest.com/why-the-pros-love-japow/ パウダースノーの代表的なスポット、ニセコのスキー場 北海道のニセコのJapowを目指す外国人観光客。香港、台湾、オーストラリアをはじめ世界的に注目されているとのこと。 「Japow」世界の検索トレンド Googleトレンドを使って注目度を分析してみました。 過去12カ月間の「JAPOW」でキーワード検索したボリュームです。2022年12月、冬のスキーシーズン頃から検索する人が増えているようです。また日本が入国制限緩和し外国人観光客受け入れ始めたのも影響しているかもしれません。 注目を浴びている海外の国、地域 そして、実際どこの国から検索されているかというと、順位は以下の通り。 1位日本 100 2位オーストラリア 78 3位カナダ 72 4位アメリカ 27 5位イギリス 20 1位日本は「Japowとは何か?」の意図で検索していると予測。 日本を除くと、豪州、カナダ、米国、英国の順でした。オーストラリアは距離的に日本が近いので納得。カナダは自国にスキーリゾート抱えているのに「Japow」と検索しているのは意外でした。またアジア地域では認知度いまひとつの模様。 Japowを検索する人の特徴 台湾、香港又は東南アジアのような熱帯地域から「初めて雪を見る」「スキー初体験」の外国人観光客ではなく、ある程度スキー&スノーボード経験豊富な上級者が日本のJ

【株価上昇要因】従業員のリストラで株価の影響は…。投資家にとり人件費はコスト

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社員の給料を上げれば株価が下落し、リストラしてコスト削減すれば株が買われる…これが現実。 ※参考: 【株価下落要因】人件費が上がると株価が下がる。投資家と労働者は対立する存在か。 ディズニーがリストラ策公表  米国ウォルトディズニーカンパニー社(DIS)が従業員の削減(解雇)を含む大規模リストラ策を発表しました。 主な内容は 事業再編計画で55億ドル(約7200億円)のコスト削減する 従業員の約3%にあたる7000人を人員削減する というもの。 で、投資家達はどう判断したかというと、 発表後の株式市場の反応 マーケットはディズニー株の買いで応えました。 リストラ策を好感、引け後の株価は約9%の上昇   ※その後は利食いの売りが入り元の株価に戻った。 メディアの反応 ディズニー、リストラ策を好感し株価上昇-SBI証券 米投資家、委任状戦を撤回、ディズニーリストラ評価-産経新聞 と各種メディアも人件費含むリストラ策が好感されていると報じています。 投資家と労働者は相反する存在か 経営者(株主)側にとって会社最大のコストは人件費。 賃金&人件費(販売管理費)が上がれば営業利益が減少する。 逆にリストラすれば営業利益が増加する。 収益力が増せば投資家の分配が増えるという非常にわかりやすい構図。 やはり投資家と労働者は対立する存在なんだろうなと。

投資家(トレーダー)や富裕層はタイに移住しやすくなる

タイが「長期滞在者ビザ(LTR)」を新たに導入するとのこと。  東南アジアのタイ国に住んでみたい投資家、トレーダー、富裕層におすすめです。 ビザ新設の目的は「外国人の投資家、富裕層、優秀な人材をタイに誘致」するため。ビザ取得者は最大10年間長期滞在できるそう。 対象者と主な条件は以下の4通り 富裕層 資産100万ドル以上 個人の所得8万ドル以上(年間) タイ国債・ベンチャーキャピタル・不動産へ50万ドル以上投資 裕福な年金受給者 50歳以上で年金収入あり 年間8万ドル以上の個人所得 または年間所得4~8万ドルでタイ国債、ベンチャーキャピタル、不動産等に25万ドル以上の投資 高度な専門家(プロフェッショナル) 年間8万ドル以上の収入。または年間4~8万ドルで修士号以上の学位、知的財産所有者など 経営者:上場企業で3年間の売上高1億5000万ドル以上 実務経験5年以上 高度な専門職 年間所得8万ドル以上。又は4万~8万ドルで科学技術分野の修士号学位、又は高度な専門知識。 などです。 投資家やトレーダーが申請するのは「富裕層ビザ」に該当すると思います。 およそ、 1億3000万円程度の資産を持っていて 年収1000万円程度稼いでいて 6600万円程度をタイ国内で投資すると ※為替レート1ドル131円 長期滞在ビザ取得してタイに移住できます。 税金も掛からない(税率0%) 併せて「富裕外国人などに対する税制優遇措置」も決定。ビザ取得した高所得者等の個人所得税をも免除するとのこと。外国(タイ以外)で稼いだ収入、資産を無税とする内容だそう。 ※参考: https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/03/d9745bda1a303d76.html これはつまりタイに住みながら株式投資等のキャピタルゲイン(売買益)、インカムゲイン(配当金)の利益はすべて税金掛らないということか…。

デジタルノマドビザを導入している国を調べる

 世界中でデジタルノマド人材を誘致しようと新たなビザ導入する動きが出ています。 それら海外のビザ情報を調べて一覧にまとめてみました。 スペイン「デジタルノマド向けビザ」発給へ EU加盟27カ国以外の国の外国人労働者が対象。 【条件】 スペイン国外の企業に勤めている 学位・大学院学位を保有 3年以上の実務経験 1年以上その仕事を継続できること 自営業、フリーランスはスペイン企業の収入は20%まで 最低収入は2000~3000ユーロを予定 ビザは最長5年間。5年後は永住権申請も可能とのこと。 ポルトガルのデジタルノマドビザ 2022年10月30日に導入。 【条件】 ビザ取得で2年間滞在できる(連続3年間更新可能) ポルトガル最低賃金の4倍の収入が必要 欧州領域外の外国人 ITなど高度技術者が対象 エストニア「デジタルノマドビザ」法案可決 2020年6月8日、リモートワークする外国人を対象にしたビザ法案可決。 【条件】 エストニア国外の雇用主(企業)との雇用関係など。 マレーシアのデジタルノマド「DE RANTAU」 リモートワーカー向けのビザ。2022年10月1日より導入。 【条件】 3か月~1年間滞在できる(1年延長可能) IT・デジタル関連の人材が申請できる コロンビアがデジタルノマドビザ新設 コロンビア国内でリモートワークする人材、デジタル技術分野で起業する者が対象 【条件】 コロンビア外務省が入国・短期滞在できると認めた国 直近3か月の収入が最低賃金3か月分以上 各種保険への加入 アルゼンチンがデジタルノマドの一時居住ビザ導入 2022年5月11日、デジタルノマド向け一時居住ビザを新設。 【条件】 最長180日滞在できる 1回のみビザ延長できる UAE(アラブ首長国連邦)がリモートワークビザ新設 2021年3月に導入。外国企業の勤務者または自営業者のリモートワーカーが対象。ドバイに滞在しながら働く「バーチャルワークプログラム」も。 【条件】 1年間の居住許可 インドネシアの「デジタルノマド向けビザ」検討 インドネシア政府がデジタルノマド向け長期滞在ビザ導入を検討しているとのこと。期間は5年間。

日本でデジタルノマドビザを導入すれば人気になるはず【世界中で優秀な人材獲得競争】

 近年、海外企業に籍を置きながらリモートで(海外で)働くデジタルノマドが話題になっています。世界各国もそんなデジタルノマドを誘致すべしと特別ビザ新設する動きがあります。 日本でデジタルノマドビザ導入の可能性は 日本で具体的なデジタルノマドビザ開始の動きはというと…、全く話題にも挙がって来ません。 今のところ最も近いのは「高度専門職1号(技術・人文知識・国際業務)」あたりで外国人IT人材の在留資格を優遇しているようです。 日本でノマドビザ需要はかなりあると思う 働く(労働環境)のは評判が悪い一方、快適に暮らすのは世界一とも言われる日本。海外の企業で仕事しながらリモートワークする国としてニーズはかなり高いと思われます。 日本は、 世界的に人気な観光地であり 便利で清潔で安全な国であり 高いレベルのサービスが受けられ 食事がおいしい しかも物価が安い なんて国は滅多にありません。 Twitter上でも「日本でデジタルノマドビザ導入するとは考えずらいですが、もし発行されれば興味持ってくれる人はたくさんいる」との意見。 Hard to imagine Japan offering a Digital Nomad visa, but if it did I'm sure there would be a lot of people who would be interested. https://t.co/PpJtniZ5PF — Rochelle Kopp / Japan Intercultural Consulting (@JapanIntercult) July 2, 2021 日経アジアの「デジタルノマドランキング」記事でも6位に選ばれていました。 1位:メルボルン(オーストラリア) 2位:ドバイ(UAE) 3位:シドニー(オーストラリア) 4位:タリン(エストニア) 5位:ロンドン(英国) 6位:東京(日本) 7位:シンガポール アジア、オセアニアからだけでなく、おそらく欧米諸国からも優秀な人材が日本に来てくれるでしょう。 デジタルノマドビザ導入のメリット このビザを発行するメリットは、 優秀な人材を世界中から獲得できる 日本のデジタル化にも貢献する 消費者として日本経済にも貢献 社会保障負担(税負担)のリスクがない 一言でいうと「世界中から優秀な人材とお金

日本でガソリン&ハイブリッドの新車が売れない時期は早く来るかもしれない理由

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 「日本でガソリン(ハイブリッド)新車が売れなくなる時期は案外早く訪れるかもしれない」 その理由は「今、ガソリン車を買うべきか迷った」個人的な経験から。 EV時代の到来を予感 先日、中国発の電気自動車メーカー「BYD」が日本でSUV電気自動車の発売を開始しました。価格は440万万円。2025年までに100店舗出店するとのこと。 課題&問題点 一方で課題点も指摘されていて、 日本では充電スタンドが未整備 EVが普及しすぎると電力不足になるのではないか 燃料電池の素材(レアメタル)は不足しないのか 本当にエコなのか(ハイブリッド車のほうがエコではないのか) と様々な問題を抱えているとされる電気自動車ですが、時代はEV化の流れを止められないのでしょう。 EV化へ変化の時代にガソリン車を買うべきか悩む メディアが「海外ではEVが売れている」「日本で新型EVの発売」と報道すればするほど、 消費者は新しく車を買い替える時、 「今ガソリン車(ハイブリッド車)を買うと、次に乗り換える5年後~10年後にはEVが普及していて無駄になるのではないか」 「新車買わずに今のマイカーを乗り潰すべきではないか」 「EV時代にガソリン車は中古で買い取ってもらえるのか」 「ガソリン中古車は価値(資産性)を失うのではないか」 という迷いや不安が生じます。 これはガラケーからスマホに移り変わった流れと似ていて、 スマートフォンが普及する時代にガラケーの新機種買うべきか? 買い替えず古いガラケー使い潰すべきではないか? 少し高いけどスマホに乗り換えようか? と同じ感情です。 当初(2008年、ソフトバンクが初めてiPhoneを発売)は、皆さん「スマートフォンなんて一部のユーザーしか買わないでしょ、お財布ケータイ使えないし!」などと言われていました。 現在のスマホ普及率を見れば変化の速さがわかると思います。 新車が売れなくなる時期は突然来るかもしれない 日本の新車販売に占めるEVの割合はまだ1%未満とのこと、完全電動化(2035年頃?)まで時間が掛かると言われています。 ところがある時期を境に消費者のスイッチが切り替わり、 「ガソリン車・ハイブリッド車から 電気自動車へのニーズが一気に高まる」 急激な変化が起こる予感がしています。

コロナで影響を受けた業界(産業)と受けなかった業界

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 新型コロナウイルス感染症がパンデミックを起こした2020年。そのコロナで経営にダメージ(赤字)を受けた産業と逆に売り上げを伸ばした(維持できた)業界を比べてみました。 参考にしたのは日本証券取引所が公開する「2020年度決算短信集計」。コロナ禍前の2019年度と比べ売上高の変化をまとめます。 ※集計期間:2019年度【2019年4月~2020年3月】。2020年度【2020年4月~2021年3月】 2020年売上高増減率(2019年度比) まず全産業と製造業、非製造業の比較。 全産業: -6.78% 製造業: -7.84% 非製造業: -5.67% すべての産業全体で-6.78%、前年に比べ売上高が減少。製造業、非製造業別だと製造業(-7.84%)の方が経営にダメージを受けたとわかります。 2020年売上高増減率業種別(2019年度比) 続いて業種別の売上高の増減比。 ほぼすべての業界でマイナス。コロナ前の前年に比べ売上高が増加したのはわずか保険業、情報通信業、その他製品の3業種のみでした。 水産・農林業: -4.19% 鉱業: -16.90% 建設業: -5.60% 食料品: -3.90% 繊維製品: -11.23% パルプ・紙: -6.01% 化学: -4.73% 医薬品: -0.47% 石油・石炭製品: -23.01% ゴム製品: -13.03% ガラス・土石製品: -6.19% 鉄鋼: -14.70% 非鉄金属: -3.24% 金属製品: -9.39% 機械: -8.07% 電気機器: -2.92% 輸送用機器: -11.77% 精密機器: -7.34% その他製品:+0.62% 電気・ガス業: -2.77% 陸運業: -20.44% 海運業: -9.26% 空運業: -62.29% 倉庫・輸送関連業: -1.23% 情報・通信業:+0.10% 卸売業: -5.64% 小売業: -2.39% 不動産業: -3.38% サービス業: -6.31% 銀行業: -13.53% 証券・商品先物取引業: -5.76% 保険業:+1.09% その他金融業: -0.42% 最も影響を受けた業界 前年比10%以上の売り上げを落とした上位9業種です。圧倒的なマイナスだったのが空運業。物流も旅客もコロナでストップした航空業界が1位でした。 以外だったのは石油・石炭製品、鉱業、

最強のプリンターとインク代の節約方法【プリンター不要論】

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自宅プリンターの不要論  数年前からデジタル化が進んで紙離れが起き「自宅のプリンターで印刷」する機会が減っていました。利用するのも数か月に2~3回程度ともはやプリンター必要ないのではと考える所まで。しかも定期的に自動ヘッドクリーニング(目詰まり防ぐ)し、使ってもないのにインク残量が減少するという…まさに無駄。しかし、いざ使いたいときにプリンターがないと困る矛盾も。 最強のプリンター&インク代節約方法を発見 最初、大容量インクのプリンターに買い替えるべきか、あるいは目詰まり覚悟で安いエコインク(リサイクル)に乗り換えるべきか検討するも根本的な問題解決にならず。 そこでプリンターの代用できるものはないかと検索した結果「 コンビニやスーパー、ドラッグストアにあるマルチコピー機(複合機) 」の存在を知る。 コンビニのマルチコピー機(複合機)ですべて解決 コンビニのマルチコピー機は「USBメモリ、スマートフォン」等からデータを読み込んで印刷する機能があると知りさっそく試すことに。 実際に自宅のパソコンのPDFファイルをUSBメモリに保存、近所のスーパーに設置してある複合機で試した結果、問題なく印刷できました。操作方法も簡単でタッチパネルに沿って進めるだけ、掛かったコストは印刷代数十円程度。 また情報漏洩を防ぐために、利用後はコピー機内のデータを自動破棄してくれます。 「これは自宅プリンター代わりに使える」 以下はコンビニのマルチコピー機でスマホ写真をプリントする紹介動画(リコー公式)ですが、USBメモリ印刷も同じような流れです。 セブンイレブンのマルチコピー機の場合 参考にセブンイレブンに設置してあるマルチコピー機の機能を紹介。 公式HP: セブンイレブンのマルチコピー機(普通紙プリント) データ読み込むことができるメディア USBメモリ micro SD SDカード スマートフォン(Wi-Fi) 印刷できるファイル PDFファイル XPS DocuWorks 画像ファイル(JPEG・TIFF・PNG・BMP) 料金 白黒プリント1枚10円 カラー(B5・A4・B4)1枚50円 カラー(A3)1枚80円 注意点は 「CD・DVD・メモリスティック・コンパクトフラッシュ」の記憶メディアは非対応 エクセル(表計算)、ワード(文書)のファイル形式では印刷できない エクセルやワードは

タイパ、時短時代に求められるビジネスとマーケティング(需要)

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 若い世代を中心にタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する生活スタイルへ変わりつつあります。この流れは若い世代だけでなく、何れ全世代に広まって行くだろうと予想できます。 いかに時間を節約し、効率的に暮らせるか「 タイムイズマネー、時間は有限 」の時代に求められるビジネスモデルやマーケティングを考えてみます。 タイパ時代の需要(ニーズ) まずはタイムパフォーマンス時代に起こりそうな価値観の変化、消費行動について。 冷凍庫&冷凍食品(食事時間の節約) 料理を作る手間暇から冷凍食品とそれを大量保存する冷凍庫が売れる(すでに流行りつつある)と予想。 1日3食の食事には多くの時間を費やしており、 例えば スーパーで買い物をする時間 レシピを考える時間 料理をする時間 食事の後片付けをする時間(皿洗い等) これらすべてタイパの悪い無駄な時間と捉えられる可能性があります。 郊外の戸建住宅より駅近マンション 次に郊外の一戸建て住宅より、駅から近いマンションの需要が高まると予想。 ■郊外の広い一戸建ての場合 駅から遠い(移動時間の無駄) スーパー、コンビニ、病院が遠い 自動車(マイカー)が必要になる ■駅近のマンションの場合 駅まで徒歩圏(移動時間が短い) スーパー、コンビニ、病院が近い 車を持つ必要ない と最寄り駅やお店への移動時間を節約できる便利なマンションを好むようになるはず。 広い一戸建てよりコンパクトなマンション また広い一戸建てよりコンパクトなマンションが選ばれるでしょう。 部屋が狭いほど物を持たずに済み、掃除する手間が省け、光熱費も節約できるからです。 物を持たない、ミニマリスト的な生活 物をたくさん持つと選択支が増え、それを選ぶのに時間が掛かります。 例えば、たくさん洋服があれば今日何を着て行こうか迷うでしょう。 数着しか洋服を持っていなければ、今日着て行く服を迷う必要がなくなります。 つまりタイパを重視する人々は「所有する物を厳選し、こだわりのある物だけ買う」ミニマリスト的な生活スタイルになるのではないかと。 流行りそうなビジネスモデル3つ つづいてタイパのニーズに応えられそうなビジネスモデルを三つほど。 ニュースのショート動画 毎日起きているストレートニュースを短くまとめたショート動画(30秒~1分)を配信するビジネス。日本のニュース、海外のニュース、地域密着(地