投稿

5月, 2022の投稿を表示しています

工業用ミシンの需要予想。日本国内でアパレル生産需要が増える?

 工業用ミシンの製造販売大手のペガサスミシン製造株式会社(6262)が、今期実績と来季の販売予想を決算説明で公開していました。 地域別のミシン売り上げ実績と需要予想 日本 2022年3月期(実績):6億3900万円 2023年3月期(予想):20億100万円(前年比+213.1%) 中国 2022年3月期(実績):28億8600万円 2023年3月期(予想):30億1100万円(前年比+4.3%) アジア地域 2022年3月期(実績):87億1500万円 2023年3月期(予想):81億900万円(前年比-7.0%) 米国 2022年3月期(実績):26億5300万円 2023年3月期(予想):25億4500万円(前年比-4.1%) 欧州(ヨーロッパ) 2022年3月期(実績):15億8700万円 2023年3月期(予想):13億3400万円(前年比-15.9%) アジアと欧米が前年比減とした一方、前年より売り上げ増と予想したのは日本と中国。特に日本は前年比213%増加と高い伸び率と見込んでいました。 日本でミシン需要が増加予想とする理由・・・輸出に有利な円安と資源高、安い人件費(日本人)が要因か。 国内生産と海外生産のコストの差が縮小していて、国内にアパレル等縫製工場を移転する動きがあるのかなと。

不動産投資法人向け融資の金利(固定8年0.71%~固定10年0.92%)

 Jリートの野村不動産マスターファンド投資法人(3462)が銀行から資金を借り入れたとのこと。その借入額と金利、期間について。 福岡銀行 借入金額:10億円 利率:0.71487% 借入期間:8年 担保:無担保、無保証 三井住友信託銀行 借入金額:10億円 利率:0.71487% 借入期間:8年 担保:無担保、無保証 りそな銀行 借入金額:5億円 利率:0.92006% 借入期間:10年 担保:無担保、無保証 三菱UFJ銀行 借入金額:20億円 利率:0.92006% 借入期間:10年 担保:無担保、無保証 三井住友銀行 借入金額:20億円 利率:0.92006% 借入期間:10年 担保:無担保、無保証 貸し出された金額は各行5億から20億円、合計融資金額55億円。利回り約0.71%から0.92%の固定金利でした。

飲食業界(居酒屋・和食・ジンギスカン・韓国料理・カフェ)の客単価はいくらか…。

 飲食事業とブライダル事業を展開する株式会社一家ホールディングスが決算説明資料で飲食店の平均客単価を載せていたので紹介。 こだわりもん一家 客単価:3800円 業態:居酒屋 HP: https://kodawarimonikka.com/ 炉端、蒸焼、大鍋料理。宴会や接待、女子会にも利用できる飲食店。 屋台屋 博多劇場 客単価:2500円 業態:居酒屋 HP: https://hakatagekijo.com/ 餃子、串焼き、もつ鍋料理。福岡博多の屋台を再現した大衆居酒屋 大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん 客単価:3000円 業態:居酒屋 HP: https://ramuchan.jp/ ジンギスカンとハイボール(60分500円飲み放題)。ラム、本格ジンギスカン料理が楽しめるお店。 韓国屋台 ハンサム 客単価:2800円 業態:韓国料理 HP: https://hangsome.jp/ サムギョプサルなど 本場の韓国屋台の雰囲気を出したリーズナブルな韓国料理のお店。 にのや 客単価:3500円 業態:居酒屋 HP: https://kodawarimonikka.com/ おでん、肴、日本酒…。和食と立ち飲みの酒場をコンセプトにした和風料理のお店 Remo Cafe 客単価:1000円 業態:カフェ、喫茶店 HP: https://remocafe.com/ 品質の高いドリンク、フードを提供するカフェ。リモートワークしながらカフェを楽しめる。 肉のウヱキ 客単価:2500円 業態:居酒屋 HP: https://nikunoueki-gotanda.business.site/ 肉料理をコンセプトにした昭和レトロな大衆酒場。ランチ・テイクアウト(昼食)・居酒屋で利用できる。 以上です。 客単価が高い飲食店は「こだわりもん一家」と「和食のにのや」の3千円台でした。宴会利用やコース料理があると客単価上がるようです。逆に最も低いのは「Remo Cafe」の千円。カフェはドリンク中心で料理出ないのが理由なのかもしれません。

大手メガバンクと地方銀行の融資(借入)の金利動向。利率は7年間で固定0.665%。

 積水ハウスリート投資法人が大手銀行&地方銀行各行から資金を借り入れたとのこと。その融資された金額と利回りの一覧がこちら。 金融機関と融資額 三井住友信託銀行:11億円 みずほ銀行:4億円 みずほ信託銀行:3億円 りそな銀行:3億円 農林中央金庫:4億円 福岡銀行:3億円 信金中央金庫:3億円 七十七銀行:3億円 山口銀行:4億円 静岡銀行:3億円 広島銀行:3億円 あおぞら銀行:3億円 日本生命保険相互会社:10億円 常陽銀行:3億円 各行から3億円~11億円、合計で60億円の借入。 複数から小口で融資を受けるのは銀行のリスク分散のため?か・・・。 金利 利率:0.665% 貸出金利は全て一律の0.665%の固定。 借入期間 返済期間:7年間 担保 無担保、無保証

(株)ユーグレナが(株)はこを買収。(株)はこの売上、利益、事業内容など。

 株式会社ユーグレナ(2931)が株式会社はこを株式交換によって完全子会社化するとのこと。 買収の目的は、「ミドリムシを活用した機能性食品と化粧品などの販売力強化」。株式会社はこが持つマーケティング、ネット広告戦略を取り込むことでブランド力を上げ、ヘルスケア分野の事業拡大(小売り)を推し進めるのが狙いだそう。 会社情報 株式会社はこ 住所:東京都中央区日本橋茅場町一丁目10番8号グリンヒルビル6階 代表取締役:亀谷 誠一郎 事業:インターネット広告代理店、太陽光発電、飲食事業、メンズコスメ事業 資本金:100万円 設立:2015年7月2日 従業員数:23人 株主:亀谷 誠一郎100% HP: https://www.ha-ko.co.jp/ 2019年6月期決算 売上:28億3600万円 営業利益:3億1800万円 経常利益:3億1400万円 2020年6月期決算 売上:34億1200万円 営業利益:3億3100万円 経常利益:3億2900万円 2021年6月期決算 売上:22億4300万円 営業利益:1億8900万円 経常利益:1億8800万円

大和ハウスが5年債、10年債を発行。社債の利回りは0.29~0.5%。

 大和ハウス工業(1925)が無担保社債を発行したとのこと。 5年債の社債 総額:400億円 金額:1億円 金利:年利0.29% 期間:5年間 利払い:年2回(6月・12月) 格付け:AA 10年債の社債 総額:100億円 金額:1億円 金利:年利0.504% 期間:10年間 利払い:年2回(6月・12月) 格付け:AA AAの格付けだと5年債で約0.3%、10年債で0.5%程度の金利で発行できるようです。尚、担保となる資産はなく無担保・無保証。

短期と長期の借入金利0.11~0.65%比較(みずほ銀行・三井住友信託銀行・日本生命保険)

 日本アコモデーションファンド投資法人が銀行からの融資(資金の借り入れ・借り換え)を実施したとのこと。 具体的な借り入れ内容は以下、 1ヵ月間の短期融資 銀行:みずほ銀行 金額:10億円 返済方法:無担保、無保証、一括返済 金利:0.22182% 期間:1か月 3ヵ月間の短期融資 銀行:三井住友信託銀行 金額:20億円 返済方法:無担保、無保証、一括返済 金利:0.11227% 期間:3か月 10年間の長期融資 銀行:日本生命保険相互会社 金額:20億円 返済方法:無担保、無保証、一括返済 金利:0.65% 期間:10年間 現在の低金利の日本だと10億円規模で数カ月間融資だと0.1~0.2%の金利負担。10年間だと0.65%で貸してもらえるようです。尚、借りた資金用途は借金の返済(借り換え)とのこと。

京都の賃貸不動産の空室率(入居率)

イメージ
 京都府(関西圏)を中心に不動産管理や賃貸事業を手掛ける、東証スタンダード上場の株式会社長栄(2993)が、自社で管理する賃貸不動産物件の空室率推移を公表していたので紹介。 既に不動産を保有している投資家やこれから京都市内で不動産投資を考えている方等、入居率の参考データになると思います。 所有物件数4679戸 その内、 マンション等の住居用物件:90.1% オフィス等の事業用物件:9.9% 住居用物件4216戸の割合 ワンルーム~1LDK:52.3% 2K~2LDK:20.2% 3K以上:17.6% 学生寮・老人ホーム:9.8% 入居率(空室率) 2020年1月-3月:98.5% 2021年4月-6月:97.5% 2021年7月-9月:98.2% 2021年10月-12月:98.0% 2022年1月-3月:98.4% 4月、5月、6月が最も低く97.8%の入居率でした。その他期間は98%以上と高い数字で推移していました。尚、長栄では表面利回り8%以上の期待できる物件で賃貸経営する方針とのこと。

竹林でビジネス。竹を使ったビジネスモデルを考える

イメージ
 前回、 竹林の土地(不動産)の販売価格まとめ に続き、今回はその竹林(竹)を利用したビジネスアイデアを考えてみました。 【竹林の主なビジネスモデル】 1タケノコの販売・卸 2竹の子の皮の販売 3たけのこ収穫体験 5養殖の餌(たけのこ) 6竹材の販売・卸 7竹粉の肥料 8竹炭の販売 9竹のバイオマス燃料 10セルロースナノファイバー 1タケノコの販売と卸 まず思い付くのは筍を食用として販売、卸売りするビジネス。収穫した竹の子を「ネット通販」「スーパーマーケットで販売」「飲食店などへ業務用卸売り」「加工食品として卸売り」など 2竹の子の皮の販売 飲食店、総菜店など竹の皮を巻いた「ちまき」「おにぎり」「和菓子(ようかん)」など業務用包装(竹皮)の需要があります。およそ10枚300円~400円で販売。 3たけのこ収穫体験 子供のたけのこ掘り体験など、竹林でたけのこ収穫できるイベントを実施。イベント参加料から収入を得るビジネスモデル。 4陸上養殖の餌 ウニの陸上養殖でたけのこが餌として与えられています。タケノコを食べたウニは甘味とコクのあるウニに育つとのこと。 6竹材の販売・卸 竹細工、インテリア、食器、竹串など竹材としての需要。特に海外の日本食ブームで和食店などで使われる竹の食器はニーズがありそう。 7竹粉の肥料 肥料、土壌改良用の竹紛(竹パウダー)にして販売。 8竹炭の販売 竹炭は消臭用、除湿用、水の浄化、炊飯用、燃料と幅広い使用方法がある。 また竹炭パウダー素材を使った料理、スイーツ(天然の黒い着色剤)、美容化粧品などへの応用も。 9竹のバイオマス燃料 本来、竹はバイオマス燃料に不向きだったものの、技術開発が進み燃料として利用されはじめている。 10セルロースナノファイバー 大分大学理工学部が竹を用いたセルロースナノファイバーを開発。 また中越パルプ工業も竹原料のナノセルロースを開発。化粧品や塗料、住宅建材などあらゆる素材の活用に期待されている。 株式会社アミカテラ(AmicaTerra) は竹をペレット化(植物繊維)し自然素材の竹ストローを製造販売。

竹林の土地が購入できる。日本の竹林(不動産)の値段と場所まとめ。

日本中で販売されている竹林の土地(不動産)をまとめてみました。平均的な土地の価格と広さは・・・。 471平米で220万円の竹林の土地  住所:福岡県福岡市早良区大字石釜 土地面積:471㎡(142坪) 価格:220万円(坪単価1.55万円) 竹林で竹の子収穫できるそう。道路もついている。 2312坪で400万円の竹林の土地 住所:千葉県山武市松尾町小川 広さ:7645㎡(2312.61坪) 価格:400万円(坪単価2千円) 山林、竹林の土地でタケノコが取れるとのこと。(一部更地) 879坪250万円の竹林の売地 場所:千葉県富津市不入斗 面積:2908平米(879.67坪) 価格:250万円(坪単価3千円) 海にも近い竹藪の山で竹の子が取れるとのこと。 ※関連: 竹林ビジネスを考える。竹を使ったビジネスモデルまとめ

ベトナム人が選ぶ人気の海外旅行先ランキング。日本は一番人気。

イメージ
 ベトナムで行ってみたい海外旅行先調査で、日本が人気トップ。 日本政策投資銀行・日本交通公社が実施した「第3回 DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意識調査」より、ベトナム人が観光したい外国の上位10位をランキング化してみました。(アンケートの回答者数は527人) 順位 1位:日本 59% 2位:韓国 53% 3位:シンガポール 33% 3位:アメリカ 33% 5位:タイ 26% 6位:オーストラリア 23% 7位:中国 22% 8位:フランス 20% 9位:香港 18% 10位:台湾 17% 1位は日本の59%、2位に韓国の53%で僅差でした。3位にシンガポールと米国の33%、5位にタイ、6位オーストラリアと続きます。まずベトナム人にとって東アジアの日本と韓国が2大観光地として圧倒的な支持を得ていました。また同じ東南アジアのシンガポール、タイも上位に位置していて、(予算的な問題もあるのか)近場の観光地を好む傾向があるようです。 避暑地やビーチリゾート的なバカンスではなく、ショッピングが主目的な旅行需要が特徴なのかなと。 ※関連: 日本が一番人気。外国人観光客の人気旅行先ランキング

インド人が行きたい人気の海外旅行先ランキング。日本は3番目。

イメージ
 インドで海外旅行したい国のランキング調査で日本は3番目という結果に。 日本政策投資銀行・日本交通公社が実施した「第3回 DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意識調査」より、インド人が観光したい外国の上位10位をグラフ化してみました。(アンケートの回答者数は516人) 順位 1位:シンガポール 34% 2位:オーストラリア 30% 3位:日本 29% 4位:アメリカ 28% 4位:スイス 28% 6位:ニュージーランド 24% 7位:タイ 22% 8位:香港 20% 9位:マレーシア 19% 10位:フランス 18% 1番人気はシンガポールの34%。2位にオーストラリアの30%。日本は29%の3位でした。4位に米国とスイスで北米とヨーロッパの国が位置しています。 インドの人々は特定の国、特定の地域に旅先が偏ることなく東南アジア、東アジア、オセアニア、欧米と好みが分散化しているようです。 また英語の通じる国が上位にランクされている傾向があるのかなと。 ※関連: 日本が一番人気。外国人観光客の人気旅行先ランキング

フランス人が選ぶ人気の海外旅行先ランキング。1位米国、2位日本

イメージ
 フランスで行ってみたい外国観光地ランキングで、アメリカが一番人気、日本が2位に。 日本政策投資銀行・日本交通公社が実施した「第3回 DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意識調査」より、英国人が観光したい外国の国をランキング化してみました。(アンケートの回答者数は503人) ※調査対象:同国(フランス)の近隣ヨーロッパ各国を選択から除く 順位 1位:アメリカ 38% 2位:日本 35% 3位:カナダ 32% 4位:タイ 27% 5位:オーストラリア 24% 6位:ニュージーランド 18% 6位:メキシコ 18% 7位:中南米 16% 8位:ハワイ 14% 9位:ベトナム 12% 9位:インドネシア 12% 10位:アフリカ諸国 11% 11位:韓国 10% 11位:中国 10% 11位:インド 10% 12位:マレーシア 9% 12位:フィリピン 9% 13位:中東 8% 14位:台湾 7% 14位:シンガポール 7% 14位:香港 7% 15位:マカオ 3% 16位:グァム 1% 1位は北米の米国で38%。2位に東アジアの日本35%、3位北米のカナダ、4位東南アジアのタイ、5位と6位にオセアニアのオーストラリア&ニュージーランドという結果になりました。 フランス人の場合、人気エリアといった旅先の偏りがあまり見られませんでした。また中南米(メキシコ含む)やアフリカ諸国といった安全面に不安のある国がランキング中位に位置しているのも特徴。フランス人は保守的ではなく冒険心のある刺激的な旅を望んでいる人も多いのかもせれません。 ※関連: 日本が一番人気。外国人観光客の人気旅行先ランキング